日本人のための英国渡航 | ETAガイド
日本から英国へ渡航する際に検討する代表的な選択肢が、
ETA(Electronic Travel Authorisation:電子渡航認証)と
観光ビザ(Standard Visitor)です。
ETAは短期滞在向けのデジタル手続きで、比較的スムーズに進みます。
一方、観光ビザは書類準備が必要ですが、対応できる目的の幅が広いのが特徴です。
ここでは両者の違いと、それぞれの申請手順をわかりやすくまとめました。
1. 英国ETAとは?
ETAは、条件を満たす短期滞在者が英国入国前に取得するオンラインの事前認証制度です。
オンライン申請で、パスポート情報等が明確で一致していれば、比較的早く結果が通知されます。
1.1 ETAの主なポイント
事前認証: 渡航前に申請し、承認はパスポートに電子的に紐づきます。
シンプルな申請: 基本情報の入力と手数料の支払いで完了するオンライン手続き。
滞在期間: ETAの有効期間内で、1回の訪問につき最長6か月。
目的: 観光、知人訪問、ビジネス会合、トランジットなど許可された範囲。
通知方法: 結果はメールで通知され、承認後は渡航が可能になります。
1.2 ETAのメリット
手続きが迅速: 複雑な紙書類が不要。急な出発にも対応しやすい。
100%オンライン: 分かりやすいフォームと安全な決済。
費用が比較的低い: 一般に観光ビザより低コスト。
2. 観光ビザ(Standard Visitor Visa)
観光、親族訪問、一定のビジネス・学術活動、医療目的など、より幅広い目的に対応する制度です。
2.1 主な特徴
必要書類: パスポート、資金証明、旅程、目的に応じた補足資料 など。
滞在: 一般的に最長6か月。
目的: 観光、訪問、会議参加、医療目的など。
審査期間: 目安として3~8週間(ケースにより前後)。
2.2 メリット
目的の自由度: ETAより対応できるシーンが広い。
ビザ資格の枠組み: 長めの滞在や複雑な目的でも公式なビザとして対応可能。
3. ETAの申請方法(日本人向け)
ETAは英国政府の公式ポータルから申請します。申請前に対象条件を確認し、有効なパスポートを用意してください。
3.1 手順
1)公式サイトにアクセス: 英国政府のETAサイトへ。
2)必要情報を入力: パスポート情報と基本的な旅程。
3)フォーム送信: 内容を確認してオンライン送信。
4)手数料支払い: クレジット/デビットカード。
5)結果受領: メールで結果が届き、承認後は渡航準備へ。
4. 観光ビザの申請方法(日本人向け)
観光ビザは書類準備が必要で、場合によりビザ申請センターでの生体認証予約が求められます。
4.1 手順
1)公式ポータル: 英国のビザ・移民サイトから開始。
2)詳細フォーム: 渡航目的・日程・滞在先住所などを入力。
3)書類アップロード: パスポート、残高証明、在職/収入証明など。
4)手数料支払い: ビザ種・サービスに応じて支払い。
5)生体認証予約: 指紋・写真の登録(該当する場合)。
6)結果待ち: 一般的に3~8週間程度。
5. 比較:ETA と 観光ビザ
| 項目 | 英国ETA | 観光ビザ |
|---|---|---|
| 手続き | オンライン・シンプルなフォーム | オンライン + 補助書類の提出 |
| 審査期間 | 比較的迅速(数時間~数日程度) | おおむね3~8週間 |
| 滞在期間 | 1回の訪問で最長6か月 | 最長6か月(条件次第で延長可のケースあり) |
| 対象 | ETA対象パスポート(gov.ukで要確認) | より柔軟性を必要とする場合やビザ要件がある場合 |
| 費用 | 一般に低め(例:≈£10) | ≈£100~(種類・サービスにより変動) |
| 典型的な目的 | 観光、訪問、ビジネス会合、トランジット | 観光、訪問、ビジネス、医療など広範 |
| 紙の書類 | 通常は不要 | 必要(パスポート、資金証明、予約確認等) |
| ビザセンター来訪 | 不要 | 生体認証予約が必要な場合あり |
ETAは短期かつ迅速なデジタル手続きを重視する場合に最適です。
観光ビザは目的や滞在計画に柔軟性が必要な場合に適しています。